第10回構造色シンポジウム
第10回構造色シンポジウムは11月13日に終了しました。
60名以上の参加者があり、各講演者に対して活発な質問と意見交換がなされました。
ポスター発表では、構造色物品の展示が数多くあり、充実したシンポジウムになったと思います。
当日の写真はこちら。
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今年は日本ペイント株式会社のご協力で、関東圏に会場を確保いたしました。
例年と異なり金曜日の開催になります。
・日時:2009年11月13日(金)
・場所:日本ペイント株式会社、東京事業所、東京センタービル1F
住所:140-8675 東京都品川区南品川4-1-15
(当日は保安受付をすませてから会場入りすることになります)
・参加費:無料
東京事業所までの交通アクセスは日本ペイント株式会社のWebページ
の中で、会社情報→ネットワーク→事業所→東京事業所のように進むと見つかります。
参加の申し込み、発表の申し込みを受け付けています。
申し込み先:吉岡伸也(大阪大学)、syoshi[at]fbs.osaka-u.ac.jp
([at]は@に変えてください)
締め切り:平成21年11月7日
注意!! 今回のシンポジウムでは、会社の施設を利用する関係上、参加登録が必要です。
参加を希望する方は、必ず11/7までに上記アドレスまでご連絡ください。
プログラム(11月9日)(PDF版はこちら)
13:00「シンポジウムの趣旨説明」
セッション1:構造色の新しい実験方法
13:05「構造色の新しい光学測定法」吉岡伸也(大阪大学)
13:30「高輝度X線で見える微細構造:色の起源へのアプローチ」齋藤彰(大阪大学&SPring-8)
セッション2:特別講演
13:55「コガネムシの色と液晶」石川 謙(東京工業大学)
14:30−14:45 休憩
14:45「アゲハチョウの擬態に関わる紋様・色素形成」藤原 晴彦(東京大学)
セッション3:構造発色性材料
15:20「コロイド結晶を利用した構造色フレークの製造法と構造色塗料」高口 健二(日本ペイント株式会社)
15:45「生体構造色の誘電体光学薄膜による再現」飯田 晴久((株)ニコン)
16:10-18:00 ポスター発表
・「高分子ブロック共重合体を用いた構造色材料」原 滋郎(浜松ホトニクス株式会社)
・「LIPS 〜構造色レーザーマーキング技術〜」湯淺義之、竹之内健(東洋製罐グループ綜合研究所)
・「シリカ粒子と構造色材料」今井宏起、川中智司(富士化学梶j
・「シリカ系有機−無機ハイブリッド塗膜の構築と構造色」深澤 憲正、日紫喜 裕子、金 仁華(DIC株式会社)
・「ネオンテトラの構造色〜運動性メカニズムの検証」松花 文太(大阪大学)
・「NS-FDTD法を用いたモルフォチョウの構造発色のメカニズム」朱 棟(大阪大学)
・「カラスの濡羽色の仕組み」木下修一、李銀玉*、吉岡伸也、宮崎 淳、杉田昭栄* (大阪大学、*宇都宮大農)
・「モルフォ型発色における乱雑さの効果−FDTD解析による評価−」米澤賢、村瀬淳一、赤井恵、桑原裕司、齋藤彰(大阪大学、理研SPring-8)
・「モルフォ型構造発色体の大面積化・量産化」
村瀬淳一、渡辺弘行、米澤賢、野口俊司、二宮孝文、赤井恵、桑原裕司、齋藤彰(大阪大学、理研、(株)イシワタ、キヤノンマシナリー(株))
ポスターは、会場の壁部分に貼り付けることになります。サイズは横幅1.8m(模造紙(縦)x2枚分)
程度あります。壁を傷めないため、テープでの貼り付けになります。テープは研究会で用意いたします。