第11回構造色シンポジウム

第11回構造色シンポジウムは2011年11月13日に行われました。
関東を中心に日本全国から60名程度の参加者があり、活発な討論がなされました。
口頭発表者に割り当てられた時間が短すぎで、活発な質疑のためにスケジュールがおしてしまったのが反省点です。
ポスター発表では、五件の研究発表のほか美しいチタンアートの展示があり、充実したシンポジウムになったと思います。
当日の写真はこちら

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2010年の構造色シンポジウムの開催が決定しました!!
セッション1は「鳥類における生態と色の関わりについて」をテーマに開催いたします。


 ・日時:2010年11月13日(土)午後、13:00時開始
 ・場所:立教大学池袋キャンパス 5号館1F 5124教室
     〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1
 ・交通アクセス:http://www.rikkyo.ac.jp/access/ (立教大学のページです)
  キャンパスマップ:http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/
 ・参加費:無料
 ・共催 :立教大学

特別セッション:鳥類における生態と色の関わりについて
13:00-13:30 「鳥類における構造色」& 趣旨説明 森本 元(立教大学、セッションオーガナイザー)
13:30-14:10 「カッコウ類と宿主の軍拡競争における色彩の意味」 上田恵介(立教大学)
14:10-14:30 「カラスは何者か 〜生態、行動、羽色に関して〜」 杉田昭栄(宇都宮大学)、李 銀玉(大阪大学)

休憩 14:30-14:45

構造色研究一般(口頭発表)
14:45-15:05 「感温性ゲル球のコロイド結晶化」
大久保恒夫(コロイド組織化研)、鈴木大介、山縣智世(信州大繊維)、勝野昭彦、櫻井幹人、木村浩、土田亮(岐阜大工)
15:05-15:25 「高精度シミュレーションを用いた 構造色のレンダリング 〜モルフォチョウの写実〜」岡田直樹(筑波大学)
15:25-15:45 「FDTD法の使い方」木下修一(大阪大学)
15:45-16:05 「新規構造発色材料」竹岡敬和(名古屋大学)
16:05-16:25 「構造色と紫外線の関係」浅間 茂(千葉生態系研究所)

ポスターセッション 16:25-17:40 (1時間15分)
「大面積モルフォブルーの光学特性制御」
  村瀬淳一、渡辺弘行、米澤賢、野口俊司、二宮孝文、赤井恵、桑原裕司、齋藤彰(大阪大学、理研、日機装(株)、キヤノンマシナリー(株))
「FDTD法によるモルフォ蝶型人工発色体の光学特性解析」
  米澤賢、村瀬淳一、赤井恵、桑原裕司、齋藤彰(大阪大学、理研SPring-8)
「FDTD法によるモルフォチョウ微細構造の解析-Hyperbolic Tangentモデルの光学特性」 朱棟(大阪大学)
「多層膜の屈折率決定方法:タマムシを例として」 吉岡伸也(大阪大学)
「フォトニック結晶構造を持つチョウの構造色」 藤田浩晃(大阪大学)
チタンアート作品展示「チタン:煌彩色とサバイバルに関する誇大妄想的考察」 藤川哲也



参加者と発表者(ポスター)を募集しております。
発表者は一週間くらい前まで、参加者は直前まで受付いたします。
(11/12 会場サイズにはまだ余裕があります。当日参加も受付いたします。)

申し込み先:吉岡伸也、syoshi[at]fbs.osaka-u.ac.jp
      ([at]は@に変えてください)