2012年第13回構造色シンポジウム

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2012年第13回構造色シンポジウムが終了しました。

 80名近い参加者があり、盛況なシンポジウムになりました。
これまでのシンポジウムの中で、もっとも多かったように思います。
活発な質疑が行われましたが、特にポスター発表が盛り上がっていたように感じました。
当日の様子はこちら



2012年の構造色シンポジウムの開催概要が決定いたしました。

 今年は青山学院大学 理工学部 物理・数理学科との共催で、下記の概要で行われます。


 ・日時:2012年11月10日(土)午後1時開始
 ・場所:青山学院大学相模原キャンパス、O棟 101教室
     〒252-5258 神奈川県相模原市中央区淵野辺5-10-1
 ・交通アクセス: http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html#anchor_02 (青山学院大学のページです)
   キャンパスマップ:http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/sagamihara.html
 ・共催:青山学院大学 理工学部 物理・数理学科
 ・参加費:無料



●今年はインセクトテクノロージーをご専門とされる東京農業大学の長島孝行先生に特別講演をお願いしました。
演題は「日本発ニューシルクロード」、昆虫の生み出す美しいシルクとその応用について学びたいと思います。
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野蚕のまゆ。詳しくは長島研ホームページへ。


発表者・参加者 募集中

今年のシンポジウムでも、
 ・昆虫、鳥、魚などの色に関する研究成果、
 ・微細構造の観察結果、
 ・光学特性の測定や計算結果、
 ・それらを応用した製品、
 ・そのための技術、
など、幅広い分野からの発表を募集します。また、参加者も受け付けています。

発表申し込みの締め切り:10月31日
口頭発表は締め切りましたが、ポスター発表のスペースにはまだ余裕があります。
飛び入りでのポスター発表を歓迎いたします。
聴講のみの場合も当日受付いたします。
(世話人はこれから大阪を出ますので、これ以降はメールに返信できない可能性があります。11/8,19:35)


発表プログラム(11/2)

13:00-13:10 趣旨説明と「構造色の研究動向」 吉岡伸也(大阪大学)
13:10-13:30「銀微粒子層構造の発色現象と誘電関数モデルの検討」
       〇海老澤瑞枝,岩永敏秀(産技研),橋本智(表化研), 平野輝美(平野技術士事務所), 前田秀一(東海大),水谷康弘(徳島大)
13:30-13:50 「伝統工芸と構造色:銀箔の発色現象」 〇木下修一、江畑芳、野口康、吉岡伸也(大阪大学、京都造形芸術大学、箔屋野口)
13:50-14:10 「構造色と紫外線の関係U」 浅間 茂(千葉生態系研究所)
14:10-14:30 「ウマノアシガタのUV反射の起源」
       〇針山孝彦A,D、下村政嗣B,D、山濱由美A、高久泰春A,D、下澤楯夫C,D(A浜松医科大学、B東北大学、C北海道大学、D JST-CREST)

14:30-15:00  休憩
  
15:00-15:45 特別講演「日本発ニューシルクロード」 長島孝行(東京農業大学)
15:45-16:05 「ハイドロゲル粒子のコロイド結晶化」 ○大久保恒夫(コロイド組織化研)、鈴木大介(信州大繊維)、土田 亮(岐阜大工)
16:05-16:25 「オパール薄膜の構造色変化を応用した金属の塑性変形の歪み可視化技術」
       ○不動寺浩A、澤田勉A、田中義和B、有尾一郎B、百武壮C、西崎到C(A物材機構、B広島大、C土木研究所)


16:35-18:00 ポスター発表
 ・「モルフォ構造発色体ナノ設計のための数値計算:乱雑さの様々な役割」 渋谷拓人、米澤賢、石橋幸成、赤井恵、桑原裕司、齋藤彰(阪大工)
 ・「回折効率の厳密計算と実験の比較」 松花文太(島津製作所)
 ・「銀箔の発色現象の解析方法」 木下修一、江畑芳、野口康、吉岡伸也(大阪大学、京都造形芸術大学、箔屋野口)
 ・「オパール薄膜の構造色変化を応用した金属の塑性変形の歪み可視化技術」
   不動寺浩A、澤田勉A、田中義和B、有尾一郎B、百武壮C、西崎到C(A物材機構、B広島大、C土木研究所)
 ・「タマムシの構造色に施された微妙で重要な工夫」 吉岡伸也(大阪大学)
 ・「ウマノアシガタのUV反射の起源」 針山孝彦A,D、下村政嗣B,D、山濱由美A、高久泰春A,D、下澤楯夫C,D(A浜松医科大学、B東北大学、C北海道大学、D JST-CREST)
 ・「シリカコロイドの結晶化・融解過程の光学的その場観測」 茂木仁美、榊原世奈、藤井康裕、西尾泉(青山学院大学 理工学部)


シンポジウムのポスターができあがりました。PDF
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