2016年第17回構造色シンポジウム
●2016年の構造色シンポジウム 開催決定
今年のシンポジウムは昨年に続いて東京理科大学野田キャンパスにて行われます。
●第17回構造色シンポジウム概要
・日時:2016年12月17日(土) 13:00-17:00
・場所:東京理科大学 野田キャンパス 講義棟K401教室
〒278-8510 千葉県野田市山崎2641
・交通アクセス:(東京理科大学のページです) このページの地図の11番が会場の講義棟です。
・参加費:無料
●発表プログラム(12/7)
13:00-13:05 趣旨説明 吉岡 伸也(東京理科大学)
13:05-13:50「構造色昆虫の注目点と問題点」
野村 周平(国立科学博物館)
13:50-14:05「ゾウムシのフォトニック結晶と構造色」
海老原 稜(東京理科大学)
14:05-14:20「レインボーボアの輝き」
坂本 信(東京理科大学)
14:20-14:40「戦国の匠と自然の匠: 武将を飾った陣羽織の羽の謎にミクロの科学で挑む」
齋藤彰ab、布野隆之c、三橋弘宗cd、三原菜美c、大賀順平a、吹原緑a、桑原裕司ab、高野温子c
(a阪大院(工)、b理研/SPring-8、c兵庫県立人と自然の博物館、d兵庫県立大)
14:40-15:00「アカアシオオアオカミキリの鞘翅に見られる再帰反射構造の解析」
木田奈緒、石川謙、神村学*(東京工業大学物質理工学院、*農業・食品産業技術総合研究機構)
15:00-15:15 休憩
15:15-17:00 ポスター発表 & 展示
・「構造制御を利用した塗料事例紹介〜ビックリ色から遮熱まで〜」
増田豊(関西ペイント(株)CD研究所)
・「タマムシの構造色を模倣した飾色塗工法」
不動寺浩、針山孝彦(物質・材料研究機構、浜松医科大学)
・「メラニン模倣粒子の積層数と構造発色の関係」
◯山崎 成章, 河村 彩香, 桑折 道済(千葉大学)
・「希土類含有セラミックス球状粒子の周期配列による構造色発現」
○東海林千尋・冨田恒之(東海大学)・小林亮・加藤英樹・垣花眞人(東北大学)
・「色彩多型をもつキンバエの多層膜構造〜構造色を制御する遺伝子の解明に向けて〜」
〇森屋萌1、内山博允2、長島孝行1(1東京農業大学大学院農学研究科農学専攻、2東京農業大学生物資源ゲノム解析センター)
・「日本産の"青い鳥"における非虹色構造色羽毛の内部構造」
森本 元(山階鳥類研究所)
・「高粘性溶媒中でのコロイド結晶の成長」
高橋敬亮、神崎慎太郎、栗山政重、高嶋明人、西尾 泉(青山学院大学理工)
・「オサムシ類及びニジイロクワガタの構造色;FIBを用いた超薄切片の製作とTEM観察」
溝渕恭平、上原子慧太、馬場かなえ、中村新一^、高嶋明人、西尾 泉(青山学院大学理工、青山学院大学機器分析センター^)
・「変形により色の変わる弾性構造色材料「フォトニックラバー」」
澤田勉、不動寺浩(ソフトフォトニクス合同会社)
・「変形菌ジクホコリの構造色」
長澤 裕、倉敷 真衣、海老原 稜、吉岡 伸也(立命館大学生命科学部)
・「1画素で七色を発色させられ、輝度 明度 彩度も自由に変えられる構造色発色部」
山本浩
・「美術工芸ガラス・陶芸陶磁器等の各種コーティング技術」
三武英行、勝間田博幸(河合光学株式会社)
●特別講演は野村周平先生(国立科学博物館)にお願いしました。
鳥や魚などさまざまな生物が構造色を持っていますが、恐らく種類の数でいえば昆虫が圧倒的に多いでしょう。
今年のシンポジウムの特別講演は昆虫学を専門とされる国立科学博物館の野村周平先生にお願いしました。
構造色を持つ昆虫だけでなく、さまざまな昆虫の生態、微細構造、そしてその機能について
お話をしていただく予定です。
●発表者・参加者 募集中
構造色シンポジウムでは、
・昆虫、鳥、魚などの色に関する研究成果
・微細構造の観察結果
・光学特性の測定や計算結果
・それらを応用した製品
・そのための技術
など、幅広い分野からの発表(口頭&ポスター)を募集します。
発表のスタイルは申し込み件数やスケジュールの都合により調整させていただく場合があります。
発表の申し込み締め切り:2016年12月1日
演題、発表者、所属、発表スタイルの希望とともに申し込みください。
参加の申し込み締め切り:2016年12月9日
参加の申し込み締め切りは過ぎましたが、会場サイズにはまだ余裕があります。
例年の動向からすると、当日参加も可能ですので、希望される方は直接会場に来てください。
申込先: sympossc@syoshi-lab.sakura.ne.jp
吉岡伸也まで(構造色シンポジウム用のメールアドレスです。)