2023年第21回構造色シンポジウム
●2023年の構造色シンポジウム 開催決定
コロナ禍により3年間お休みをしておりましたが、今年は開催したいと思います。
今年のシンポジウムは東京理科大学・野田キャンパスにて行われます。
●第21回構造色シンポジウム概要
・日時:2023年12月16日(土) 午後
・場所:東京理科大学 野田キャンパス 講義棟K401教室
〒278-8510 千葉県野田市山崎2641
・アクセス情報はこちら:(東京理科大学のページです)
・参加費:無料
●プログラム(11/30更新)
12:30-12:35 趣旨説明 吉岡 伸也(東京理科大学)
12:35-12:55 「テングアゲハの構造色とフォトニック結晶の配向特性」井上 雅之(東京理科大学)
12:55-13:15 「昆虫の構造色発色の分子機構の解明と利用を目指して」神村学(農研機構・生物研)
13:15-13:35 「真珠の構造色のメカニズムと光学計算による再現」尾崎 良太郎(愛媛大学)
13:35-13:55 「アニメーション制作現場での構造色ビジュアルエフェクトの開発」岩澤 駿(株式会社スタジオポノック)
13:55-14:20 休憩(25分間)
14:20-14:40 「再帰反射特性を有する構造発色剤の開発」北田 菜峰、石川 謙(東工大物質理工)
14:40-15:00 「光誘起コロイド結晶化によるメラニン系構造色材料の作製」
前島結衣、岩ア泰彦、不動寺浩、岸川圭希、桑折道済(千葉大学、関西大学、NIMS)
15:00-15:20 「構造色を利用した球形のコロイド凝集体における構造形成プロセスの観察」大貫良輔(東京理科大学)
15:20-15:40 「「玉虫厨子」の見方」 長谷川能三
15:40-15:50 休憩
15:50-17:20 ポスター発表 (講義棟K402教室)
・「スペクトルから見る真珠、イミテーションパール、プラスチック球の違い」
菊池 雄太,壽崎 沙紀,林 航太,弓達 新治,門脇 一則,尾崎 良太郎(愛媛大学)
・「再帰反射特性を有する構造発色剤の開発」
北田 菜峰、石川 謙(東工大物質理工)
・「構造発色制御に向けた人工メラニン粒子の集積挙動の調査」
渡邉拓、不動寺浩、岸川圭希、桑折道済(千葉大学、NIMS)
・「架橋性セルロース誘導体を用いた圧縮により変色するコレステリック液晶弾性膜の創製」
澤田雄太、岩田直人、古海誓一(東京理科大学大学院 理学研究科)
・「非晶性ジブロック共重合体で修飾したシリカ微粒子からなるコロイド結晶弾性膜」
三島 卓也、山中凜桜、松浦佐和、岩田直人、古海誓一(東京理科大学 理学部第一部)
・「太陽電池モジュールの加飾のための光学薄膜設計」
久保田 聡, 足立 零生, 端無元輝, 徐 志豪, 齋 均, 近藤 道雄, 和田 裕之(東工大, 産総研, 早大)
・「角度依存性を制御した球状コロイド結晶の作製および光学的な評価」
○姜楊楠1,竹岡敬和1、大貫良輔2、吉岡伸也2、白井綾野3、桑折道済3(1名大院工、2東理大創域理工、3千葉大院工)
・「リュウキュウツヤハナムグリの広帯域反射構造と斜入射反射特性」
光富 菜那1、秦 珠子2 、神村学 2、石川 謙1(1東工大物質理工 2農研機構生物研)
・「フォトニックボールにおける構成粒子の配列制御とその構造堅牢性向上」
山中 陵弘、樽谷 直紀、片桐 清文、犬丸 啓、竹岡 敬和(広島大学、名古屋大学)
・「可逆的な変色を示す伸縮性セルロース・コレステリック液晶エラストマー膜の創製」
砂川 幸哉、外山 夕雲、岩田 直人、古海 誓一(東京理科大学 理学部第一部)
・「リュウキュウツヤハナムグリの小楯板の構造色評価」
秦 珠子(農研機構)、石川 謙(東京工大物質理工)
・「Circularly polarized luminescence inversion of monodisperse structural colored particles」
何 佳磊(名古屋大学)
・「異なる構造色の原理に基づいた複合エラストマー」
岳 聰(名古屋大学)
・「カミキリムシに見られる新しい構造:I-WP型のフォトニック結晶」
大貫良輔、小林由佳(東京理科大学)
・「モルフォ蝶のナノ構造に学ぶ新たな採光フィルムの開発」
坂本柊太, 山下和真, 大賀順平, 服部卓磨, 桑原裕司, 齋藤彰(阪大院工)
当日の様子
第21回構造色シンポジウムが予定通り12/16に行われました。
昆虫の構造色、構造色に関係する遺伝子、構造色材料の開発、微細構造の形成過程等、
さまざまな分野・研究内容の発表がありました。このシンポジウムならではの特徴だと思います。
参加者数は56名で活発な質疑応答が行われました。
高校生の参加もあり、熱心に質問されていたことが印象に残りました。
当日の写真はこちら
発表の申し込み締め切り:2023年11月26日 → 締め切りました。
演題、発表者、所属、発表スタイル(口頭orポスター)の希望とともに申し込みください。
発表のスタイルは申し込み件数やスケジュールの都合により調整させていただく場合があります。
ポスターのボードは縦長で、ピンが刺さる部分の大きさは幅87cm高さ165cmです。左右に3cmずつ金属枠があります。
参加の申し込み締め切り:2023年12月8日
会場サイズの都合で参加できない場合があります。
(12/9)まだ会場サイズに余裕があります。引き続き、参加申し込みを受け付けますのでご連絡ください。
申込先: sscsympo2(###)syoshi-lab.sakura.ne.jp
吉岡伸也まで(構造色シンポジウム用のメールアドレスです。)
(###)はアットマークに変更して下さい。
(迷惑メールが届くようになったので、以前のアドレスからは変更しました。)