第4回のシンポジウムは、2003年11月22日大阪大学にて行われ、
70名ほどの参加者があり、大盛況のうちに終えることができました。
また、兵庫県立人と自然の博物館のご協力で、美しいモルフォチョウの標本を
ずらりと展示することができました。初の外国人講演者Pete Vukusic 博士も、
分かりやすい英語でこれまでの研究を紹介してくれました。
・ポスターセッションでの写真はこちら。
・シンポジウムのポスターPDF版
プログラム
当日に配布されたPDF版はこちら。)
- 開催日: 平成15年11月22日(土)
- 時 間: 13:00スタート。
- 場 所: 大阪大学理学部F棟 F-102
- 参加要領
- 1)定員 数十名程度ですが、会場いっぱいで100人は入ります。
- 2)参加費 無 料
- 3)申込方法 参加希望の方は、世話人・吉岡伸也まで連絡をください。(syoshi@mph.phys.sci.osaka-u.ac.jp)
- プログラム
13 : 00 はじめに、木下修一(大阪大学)
13 : 05 モルフォ蝶型発色膜の作製 −「切れ切れ多層膜」の本質を求めて−
齋藤 彰(大阪大学)
13 : 35 集束イオンビームによる立体ナノ構造形成技術とその応用
松井真二(姫路工業大学)
14 : 05 センチコガネ類の地理的色彩変異
渡部 健(国際環境専門学校)、
14 : 35 休憩
14 : 45 レインボーアンモナイトにおける構造色
大薮雅史、小倉繁太郎(神戸芸術工科大学)
15 : 15 自動車の外装塗色における構造色発色材料の適用事例と色調計測技術
中畑 顕雅(関西ペイント)
16 : 00 Pete Vukusic 博士(エクセター大学)による講演
16 : 40 ポスター発表、展示会、懇親会
・自己組織化コロイド結晶の応用 〜エコ電球の実現を目指して〜
小濱達郎、川畑弘、廣島剛、楠文経、高原淳一、小林哲郎(大阪大学基礎工学研究科)
・ミミズ体表膜がつくる構造色
小作明則、宮本 潔(獨協医科大学医学総合研究所)
・自動車外装塗色における構造色発色材料
中畑 顕雅(関西ペイント)
・レインボーアンモナイトの構造色
大薮雅史、小倉繁太郎(神戸芸術工科大学)
・モルフォ蝶型発色膜
齋藤 彰(大阪大学工学研究科)
・カワセミの羽根の構造色
松宮智恵子、吉岡伸也、木下修一(大阪大学生命機能研究科)
・コロイド結晶の構造色
山田尚史、吉岡伸也、木下修一(大阪大学生命機能研究科)
18 : 00 程度 終了予定
Pete Vukusic 博士(エクセター大学)の、招聘がきまりました。
Nature誌などに論文を多数発表されている、英国の研究者です。
蝶の鱗粉の構造などを詳しく紹介している博士の美しいホームページは
こちら。
- お願い
受付がございますので、13:00前には混雑が予想されます。
余裕を持って12:30程度に来ていただけると助かります。
- ポスターセッションについて
講演大募集中。
甲虫、蝶、加工技術、不思議な色の生物、計算、加工方法、応用例、製品展示、などなど、
構造色にかかわる発表を幅広く募集しています。上記の世話人まで申し込みください。
締め切りは、一応10月30日とします。