2025年第23回構造色シンポジウム
●2025年の構造色シンポジウム 開催決定
今年は昨年に引き続き東京理科大学・野田キャンパスにて開催します。
●第23回構造色シンポジウム概要
・日時:2025年12月13日(土) 午後
・場所:東京理科大学 野田キャンパス 講義棟K401教室
〒278-8510 千葉県野田市山崎2641
・アクセス情報はこちら:(東京理科大学のページです)
・参加費:無料
●プログラム(12/11更新)
12:30-12:35 趣旨説明 吉岡 伸也(東京理科大学)
12:35-12:55「ナノ構造に由来する特異な構造色の解析」 檜作直毅・笹澤駿斗・緒明佑哉・津田裕之・今井宏明*(慶應義塾大学)
12:55-13:15「シリコンナノ粒子のミー共鳴による散乱発色を利用した構造色技術」杉本 泰(神戸大学 大学院工学研究科)
13:15-13:35「陶器・ガラスを対象としたシリカオパールを用いた加飾技術」 不動寺 浩(物質・材料研究機構)
13:35-13:55「フォトニックボールの中心反射の謎〜二つの反射メカニズムの解明〜」 大貫 良輔(東京理科大学)
13:55-14:15 休憩(20分間)
14:15-14:35「モルフォ蝶のナノ構造に学んだ光拡散材の機械学習による逆設計の試み」
栗生樹a,山下和真a,服部卓磨ab,桑原裕司ab,齋藤彰ab(a阪大院工,b理研/SPring-8)
14:35-14:55「シャボン膜の光学定数に関する考察」 田所 利康(テクノシナジー)
14:55-15:15「せん断配向により作製した左右両円偏光を反射するセルロース・コレステリック液晶エラストマー膜」
砂川 幸哉 岩田 直人、古海 誓一(東京理科大学理学研究科)
15:15-15:35「紫外線照射と加熱によって機械特性を調節可能なコロイド結晶エラストマー膜」
伊藤 晨翔、岩田 直人、古海 誓一(東京理科大学理学研究科)
15:35-15:45「耀変天目、螺鈿漆器、銀化ガラスー構造色の美しさと神秘を伝える展覧会企画の紹介」 橋夕美恵(MIHO MUSEUM)
15:45-16:00 休憩
16:00-17:30 ポスター発表 (講義棟K402教室)
・「親水性ポリマーをグラフトしたメラニン粒子の液中での構造発色」◯小川采夏・前島結衣・桑折道済(千葉大学)
・「構造発色シリコンナノ粒子のインクジェット印刷技術」山名 裕斗(神戸大学 大学院工学研究科)
・「角度依存性の小さい反射色を呈する自己修復可能なコロイド・アモルファス膜」
安藤 嵩幸、伊藤 晨翔、三島 卓也、岩田 直人、古海 誓一(東京理科大学理学研究科)
・「共役高分子の複合による高純度な赤色構造色材料の作製」岩森涼太、桑折道済(千葉大学)
・「動的共有結合部位を有するジビニル化合物とセルロース誘導体からなるリオトロピック・コレステリック液晶膜」
濱本琴未、岩田直人、古海誓一(東京理科大学理学研究科)
・「ヒロズキンバエの美しい構造色はどの様に生まれるのか? -昆虫クチクラに着目した生物学的研究-」
下山紘也○1, 2、小川展弘3、田尻怜子2 ( 1: 千葉大学 国際高等研究基幹、2: 千葉大学 大学院理学研究院、3: 東京大学大気海洋研究所)
・「単分散シリカ粒子を用いた構造色材料と人工オパール」 今井宏起、川中智司(富士化学(株)ハウトフォーム事業部)
・「二種のタマムシの構造色における位相調整効果の検証」
大貫 良輔、江里厚輝、古川湧基、バ・ウチ、吉岡伸也(東京理科大学)
●発表者・参加者 募集中
構造色シンポジウムでは、
・昆虫、鳥、魚などの色に関する研究成果
・微細構造の観察結果
・光学特性の測定や計算結果
・それらを応用した製品
・そのための技術
・生物の観察結果
など、幅広い分野からの発表(口頭&ポスター)を募集します。
発表の申し込み締め切り:2025年11月24日
演題、発表者、所属、発表スタイル(口頭orポスター)の希望とともに申し込みください。→ 締め切りました。
発表のスタイルは申し込み件数やスケジュールの都合により調整させていただく場合があります。
ポスターのボードは縦長で、ピンが刺さる部分の大きさは幅87cm高さ165cmです。左右に3cmずつ金属枠があります。
参加の申し込み締め切り:2025年12月5日
会場サイズの都合で参加できない場合があります。
まだ余裕がありますので、ご希望の方はお問い合わせください(12/11)。
申込先: sscsympo2(###)syoshi-lab.sakura.ne.jp
吉岡伸也まで(構造色シンポジウム用のメールアドレスです。)
(###)はアットマークに変更して下さい。
(テングアゲハの鱗粉断面のジャイロイド構造、撮影 井上雅之)